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育休中の29歳がいろいろやってみるブログ

子持ち妊婦が音読パッケージ(英語上達完全マップ)のやり方を詳しく解説するよ

移転しました。

こんにちは、29歳子持ち妊婦のみっぽです。
わたしは今TOEIC800点を目指して、英語上達完全マップを参考に勉強しています。

その中で中心となるトレーニングの一つが「音読パッケージ」。
マップでは「一文につき最低100回は音読せよ」とのことで、具体的なサイクル回し法についても記述されていますが、実際やろうとすると、音源の作成方法や「リピーティング、シャドーイングをそれぞれ何回やるか」といったところで試行錯誤する必要がありました。
なので、数か月やってみて落ち着いたわたしのやり方を紹介します。

あわせてTEDの音声ダウンロードの方法や、音声ファイルの分割のやり方(itunesを使った方法)についても解説します!

教材を選ぶ

教材の選び方はマップに記載のとおり
音読に全く慣れていない人は中学レベルから。やったことがあったり、中学文法が完成している人はもう少し上のレベルでいいと思います。

マップの推奨教材はこちら(中学レベル)。

わたしが使っているのはこちら(高校レベル)。音源はサイトからダウンロードできます。

テキストと音源を1分ごとに区切る

「みるみる」は持ってないのでわからないのですが、自分で選んだ教材を使う場合はどうしても一つのスクリプトにつきある程度の長さがあると思います。
3分以上の長さがある文章を一気に30回音読するのは大変苦痛です。時間もかかるし……
いろいろ試した結果、1分程度だとストレスなくトレーニングできたので、私はまず音源を1分ごとに区切ることにしています。

誰でも使えるTEDのスピーチで説明しますね。
"Try something new for 30 days"、そこまで難しくないし、何より聞けば聞くほどやる気がでてくるスピーチなのでお勧めです。
わたしが普段やっている、windows上でitunesを使って編集する方法をお教えします。

www.ted.com

勉強したい動画の音声をダウンロードする。

TEDの公式サイトに行き、使いたい動画の "Share" ボタンを押します。

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"DOWNLOAD AUDIO" ボタンを押し、mp3の音声ファイルをダウンロードします。

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itunesで音声ファイルの長さを編集する

ダウンロードしたファイルをitunesで開きます。
itunesから開けなければ、ダウンロードしたファイルの上で右クリックして、「プログラムから開く」→「itunes」と選ぶとできると思います)

itunes上で音声ファイルを右クリックし「プロパティ」を開きます。

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「オプション」タブの「開始」と「停止」にチェックマークを入れ、区切りたい秒数を入力して「OK」ボタンを押します。

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試しに再生してみて、ちょうどいいところで区切れていたら、もう一度音声ファイルを右クリックし「AACバージョンを作成」を押すと、その長さの新規ファイルが作られます。

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音声ファイルを分割し終えたら、元のファイルは「プロパティ」「オプション」と再度開き、開始と停止のチェックマークを外しておきます。

スクリプトの手に入れ方

TED公式サイトの動画の真下に "Transcript" というボタンがあるので、そこを押して "English" を選ぶと、スクリプトを見ることができます。
目安の秒数も書いてあるので、これをもとに音声ファイルを分割することができますね!

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トレーニングのやり方 30回→20回→10回×5のサイクル回し

基本のやり方は英語上達完全マップのページを見てください。

最初の30回

5回、テキストを見ながらリピーティングをします。
5回、テキストを見ながら音読します。
5回、テキストを見ながら再度リピーティングをします。(☆)
5回、再度音読します。
5回、テキストを見ずにリピーティングします。わからなくなったらいさぎよくテキストを見ます。
5回、シャドーイングをします。できなければ、テキストを見ながら音読します(オーバーラッピング)。

マップと違うのは(☆)のところ。マップでは15回音読をする、となっていますが、15回音読している間に正しい発音や間の取り方がわからなくなっていくので、途中でリピーティングを挟むことにしています。
また、ラストのシャドーイングは、この時点ではできないことも多いので、その際にはオーバーラッピング(音声に合わせて音読すること)に切り替えています。

次の20回

4回、テキストを見ながらリピーティング。
10回、音読。
3回、テキストを見ないでリピーティング。
3回、シャドーイング

テキストと自分のレベルが合っているのか、この段階ではテキストなしのリピーティングもシャドーイングもだいたいできます。

ラスト10回×5

1回、テキストを見ながらリピーティング。
5回、音読。
2回、テキストを見ないでリピーティング。
2回、シャドーイング

これで合計100回になるので、終了します。

テキストの進め方 忘却曲線を利用する!

トレーニングのやり方は上記のとおりなのですが、100回一気にやろうとすると飽きるし効率が悪いです。
なので、わたしは複数のスクリプトを同時並行で進めています。

例えば、3分のテキストが2本あったとします。

1本目

  • 前半1分 
  • 中盤1分 
  • 後半1分 

2本目

  • 前半1分 
  • 中盤1分 
  • 後半1分 

初日は、①を30回やります。
2日目は①を20回、②を30回やります。
3日目は①を10回、②を20回、③を30回やります。
4日目は①を10回、②を10回、③を20回、④を30回やります。

こんな風にやっていきますが、あまり時間のとれない日もあります。

5日目は①を10回やります。
6日目は②を10回、③を10回やります。
7日目は④を20回やります。
8日目は⑤を30回やります。
9日目は時間があったので①、②、③、④を10回、⑤を20回、⑥を30回やります。
10日目は①を10回やります。(これで①は100回やったのでおしまいです。)

1分のテキストだと、10回やるだけでも15分はかかるので、それすら時間がとりにくい!という人は30秒くらいでテキストを区切るともっとやりやすいかもしれませんね。
音源作成が若干めんどくさいのが難点ですが……(でも慣れるとitunesでやるやり方は速いですよ)
とくに30回やる日が時間がかかるのですが、なんとか時間をとって30回がーっとやってしまうほうが絶対定着率がいいです。
その後、次の20回をやるまでに1週間以上あいたとしても、かなりすらすら音読できるようになっています。


というわけで、以上、わたしの音読パッケージのやり方解説でした。
今はZESTARをやっていますが、それが終わったら、例にも出したTEDを始めようと思っています。