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育休中の29歳がいろいろやってみるブログ

子持ち妊婦が2歳児に英語学習法を学ぶ

移転しました。

こんにちは、29歳子持ち妊婦のみっぽです。
以前記事で書いたように、わたしは今TOEIC800点を目指して英語を勉強中です。
しかし毎日地道にやっているのになかなか上達しないな……と悩んでいると、目の前にいい見本がいるじゃないですか。
そう、絶賛日本語学習中の2歳児、わが息子です。(実際はまだ1歳。もうすぐ2歳になります)
彼の毎日を見ていると、おおわたしにはまだまだ○○が足りなかった!と思わされることがたくさんありましたので、以下ご紹介します。

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とにかく言われたことを繰り返せ

息子「なあに?」
わたし「これ?テーブル」
息子「ぶーぶる」
わたし「てーぶる」
息子「ぶーぶる!」

一日中こんなやり取りを繰り返しています。ほんと、飽きもせず一日中です。
数日で進歩がみられることは少ないのですが、たとえば数か月前に「ばーふっ」としか言えなかったバスは、今ではきちんと「バス」と発音できるようになりました。
日常会話で英語を使わない29歳児の発音力なんて日本語における2歳児と同等でしょう。
とにかく、飽きもせずお手本を繰り返さないと、きっと口から出てくるようにならないのです。

とにかくぶつぶつ呟け

(「がたんごとんがたんごとん」という絵本を一人で見ながら)
息子「がたんごとん、がたんごとん、のせてくしゃーい、がたんごとん、のせてくしゃーい、がたんごとん、さよーならー(といった感じで延々と続く)」

もちろんまだ字は読めませんが、おそらく読んでもらった記憶を頼りに、延々と絵本の内容をぶつぶつ呟いています。
それがまた、日に日に上手になっているんですよね。
すでに知っている文章を何度も繰り返すことで、確実に言語力は上達するようです。

覚えられない単語は何度だって尋ねろ

息子「なあに?」
わたし「これ?だいこん」
息子「だいこん」
(翌日)
息子「なあに?」
わたし「これ?だいこん」
息子「だいこん」
(これが翌々日も一週間後も続く……)

息子と話をしていると、一度で覚えられる言葉もあれば、何度教えてもまた聞かれる言葉もあります。
後者については「昨日教えたじゃん」と言ったところで無駄なので、繰り返し繰り返し教えることになります。
そうすると、ある日いきなり自分から言ってきたりするんですよねー!
最近では「天井」「めかぶ」「セイウチ」などを新しく覚えました。

29歳児のばあいは、繰り返し人に聞くと間違いなくうざがられるので、単語帳で何度も見るとか、辞書で何度も調べるとかが現実的ですね。
単語だけじゃなくて「フレーズ」とか「表現」になってもきっと同じこと。仲良くなりやすいやつと、なかなか仲良くなれないやつとがいますから。何度断られてもくじけずアプローチ!

言語をコミュニケーション手段として使え

息子、まだろくな文章もしゃべれないのに、臆せず大人にどんどん話しかけてきます。
親だけじゃありません。保育園の先生にも、祖父母にも、道で出会った知らない人にも話しかけます。
訂正されても恥ずかしがりませんし(たまに拗ねるけど)、伝わらないと感情をむき出しにして伝えようと努力しています。結果、何が言いたいか伝わることも多いです。
そうこうしているうちに、どんどん日本語が上達しています。

やっぱり、言葉なんだから、地道なトレーニングだけでなく、それを「実践してみる」ことがとても大事ですね。
アウトプット……足りてない……

上達は日々で見るな、月々で見よ

数か月前には「まま」しかしゃべれなかった息子も、今では「ママ、あっち、行く」「朝、トーマス、見る」など、なかなか高度な文章を使えるようになりました。
しかし、例えば昨日と比べてみると、別に大差ないのですよ。数か月単位で見るとあんなに目覚ましい成長なのに。

29歳児も昨日の自分と比べるのはやめて、もっと前の自分と比べてみようかな?と思います。
たとえば、数か月前0だった英語を100時間以上勉強したし、"That's good to know" の表現は覚えたし、ブログは合計2万字以上書いたし、小説の投稿も再開しました。
昨日と比べて「全然進歩してない……」と落ち込んで全部やめてしまうくらいなら、引くくらい前の自分とだって比べて、元気になってみればいいのだ。

29歳が英語を喋れるようになるのと2歳が日本語を喋れるようになるのはどちらが早い?

2歳児を観察していて思ったのは、自分には圧倒的にアウトプットが足りてないなーということです。
しかもあいつら、「アウトプットしなさい」なんて習ったことないはずなのに、自主的にがんがんやってるんだぜ……わたしもかつてはやってたはずなんだぜ……いつからこんなに消極的になってしまったのだ。
もちろん、子供の脳みそと大人の脳みそは違うし、不利な点や真似できない点もあるはずだけれど、その分大人に有利な部分もたくさんあるはずです。

とすると、もしかして、息子が大人と対等に日本語を操れるようになる前に、わたしが英語をしゃべれるようになる日のほうが早いのでは!?

そんな日を夢みて、あしたも地道に通勤電車でブツブツ瞬間英作文しようと思います!(不審者で通報されないようにね!)