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育休中の29歳がいろいろやってみるブログ

子持ち妊婦が215万積み立てて35万の含み益を出したよ

移転しました。

こんにちは、29歳子持ち妊婦のみっぽです。
子育てしてるとお金のことって気になりますよね。すごいお金がかかると聞くし、うちは3人子供が欲しいし。お金が理由で「1人にしとこう」「2人でおしまい」という家庭もたくさんあります。

でもわたしは我慢したくない。なので、結婚直前からずっと積立投資をしています。今日口座を見てみたら、タイトルの通り積み立てた額が215万円なのに対して含み益が35万円も出ており、総評価額は250万円でした。
積立投資という性質上「上がってる、ラッキー!」というわけでもないのですが、簡単に計算したところ今もし全額引き出したら、たとえ税金を引かれたとしても年利6~7%を達成している計算になります。(税金を引かなければ9~10%くらいです)

これ、どのくらいすごいことか分かりますか?
今、普通預金金利は大手銀行のほとんどで0.01~0.02%程度です。もしわたしが四年前に210万円ぽんと預けてそのまま置いておいたとしたら、現在利息は2000円もついてないんです。
350000円と2000円ですよ、給料一ヶ月分は違いますね。しかもわたしは四年前には210万円も持っていません。せいぜい5万円から積立を始めてこの結果なのです。

少し「投資」のすごさ、というか、ただ貯金しておくことのもったいなさ、をわかっていただけたでしょうか?
この記事では、わたしがどうやって投資の仕方を勉強し、どのように積立投資を行っているのかということを書きます。

FXは経験あり、でも投資信託は「なんかうさんくさい」と思っていた

わたしが投資を始めたのは大学生のころですが、きっかけはよく覚えていません。
ただ「いろいろやりたいことがあるけどお金がないんだよね」とぼやいたときに、母が「じゃあ100万円貸してあげるよ。利子つけて返してくれればいいから」とぽんと封筒入りのきっかり100万円を貸してくれたのです。
当時「1000万貯めてゆとりの暮らし」というブログ(いま更新されてないけどどうなっちゃったんだろう)に憧れていたわたしは、それをFXに投資することにしました。
ある程度勉強してから挑戦しましたが、結局出た利益は10万円たらずで、また一部塩漬けしてしまった分もありました(損切りができなかったのです)。
母には「銀行よりはマシだったと思って」と伝えて、バイト代から補填して105万円くらい返しました。
同時並行でほかの投資の勉強もしましたが、いずれもFXよりたくさんの元手が必要そうだし、なにより100万円を返してしまったのでその後やってみるということはしませんでした。
投資信託も知っていましたが、中途半端に勉強したばかりに「手数料がたくさん取られてもったいなさそう」という印象しかありませんでした。
そのまま社会人になり、とくにまとまった貯金もできないまま、数年を過ごしました。

結婚しよう、でも嫁入り資産がない!?

社会人二年目、24歳のときに結婚を決めました。相手は同じ職場の同期です。
結婚するくらいですから、これまでの人生や今の生活のことなど話します。彼は学生やニートなどを経て新卒から五年遅れで入社しており、今は実家を出て一人暮らししているということでした。
アレ、ということは、もしかしてこの人お金あんまり持ってない……!?
幸い金遣いの荒いタイプではなかったので全くゼロということもなかったのですが、わたしと比較しても同じかちょっと少ないくらいでした。
――これは、計画的に貯めないといかんかもしれない。「わたしこんなに持ってるよ」とか自慢したいし。
というまあ不純な動機で、わたしはふたたび投資の勉強を始めることにしました。塩漬け中だったポンドもようやく回復し、口座から引き出して心機一転です。
そしてようやく出会えたのが「インデックス積立投資」という手段です。

インデックス積立投資とは

社会人なのでそこそこ忙しかったこと、FX投資がけっこう大変でプレッシャーもあったこと、などから、わたしはもっと簡単にできる投資方法を探していました。
かといってリターンが少なすぎるのも嫌でした。職場の財形貯蓄に誘われたのを「どうせ大した利息つかないんでしょ?」と断ったことがあったのでせめてそれよりはと思っていたのです。
調べるうちに「投資信託の中でも極端にコストが安いものがある。しかも、証券会社の口座に設定するだけで毎月自動積立してくれる」ということを知ります。
インデックス積立投資という名前でした。
簡単に説明します。
たとえば「TOPIX」って聞いたことありますよね。東証1部に上場している企業の平均時価指数です。投資家たちの売り買いによって上下するのですが、このTOPIX連動型の投資信託というものが存在します。
これを買っておけば、自分であれこれ考えなくてもTOPIXの動きに連動するように株を売り買いしてくれるので、TOPIXが上昇すればリターンを得ることができるのです。
基準となる指標ははもちろんTOPIXだけではなく、おなじ日本株だったら日経平均株価などがありますし、また先進国や新興国の株式、あるいは債券や不動産などに投資できるインデックスファンド(特定の指数に連動して運用される投資信託)が数えきれないほど存在します。
しかし、じゃあインデックス投資をしてみようかな、と考えたときに、わたしには一つの疑問が生まれました。

株価ってしょっちゅう下がってない?それって儲からないんじゃないの?

だって、たとえばTOPIXの変動を調べてみましょう。一番高かったのは1989年12月2,884.80ポイント、一番低かったのはわりと最近の2012年6月695.51ポイントという数値です(2017年7月現在は1,600ポイントくらいのようです)。
これって、たとえば1989年(わたしが生まれたころだ)に100万円買ってその後2012年まで持ってたとしたら、25万円くらいに値下がりしてしまい、めっちゃ損したってことになりませんか?
……必ずしもそうはなりません。リスクを軽減させる方法があるからです。
それが「毎月一定金額を積み立てる」ということです。
毎月同じ額を積み立てることに決めると、値段が高いときは少ししか株が買えませんし、逆に安いときはたくさん買えます。平均取得価格が下がるので、値上がりしたときの儲けが大きくなり、逆に下がったときの損失は小さくなるのです。長期で持てば持つほど、利益が出る確率は高まります。

ま、そうは言っても、永遠に株価が下がり続けるとしたら、儲けることはできないのですが。
なので、たとえば日本の株式に投資するとしたら、それは「日本の経済は発展する!上場企業の株価は上がる!」と信じていることが前提となります。
いや~日本は不安だな、アメリカとかヨーロッパとかほかの先進国のほうが安定してそう、と思うのなら、先進国の株式などをベンチマークにしているインデックスファンドに投資するのがいいでしょう。インドとか中国が熱い!絶対これから発展する!と信じるのなら、新興国株式になりますね。
そして「そんな希望は持てない、全世界の市場はこれから右肩下がりに下がり続けてついに地球は滅亡するのだ」と本気であなたが信じているのだとしたら、「投資なんてやめときなさい」ということになります。
その場合わたしがお伝えできることは、これ以上はありません。
わたしはわりと楽天的な性格をしているので、日本株も長期的にはちょっとは上がるだろうし、先進国もまだまだ捨てたもんじゃないし、新興国もけっこうがんばるんじゃないかなーと考えて、それぞれに投資をしています。

投資は余裕資金から……共働き正社員のわたしは月々3万円

投資は(とくにインデックス積立投資は)貯金より儲かることはほぼ確実なのですが、その分だけリスクもあります。具体的には、

  • 大きく値下がりすることがある
  • 急用の際にすぐ引き出せない

という二点です。
一点目の値下がりについては、長期的に積み立て続けることで逆にリスクをチャンスに変えることもできるのですが(値下がり=安い値段でたくさん買える!)、急にお金が入り用になったときにはそんなことも言っていられませんよね。
なので、思わぬ事態に備えた「ただの貯金」はきちんと確保しつつ、投資もしていくのが重要です。
我が家では、子供が生まれるまでは毎月5万円程度投資信託を買っていましたが、今は生活費が増えたし住宅ローンも家計を圧迫しているので、投資信託は毎月3万円に減らしました。
と同時に、住宅ローンの繰り上げ返済用という名目で、別途普通預金を月3万積み立てています(しかしこちらも、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に入れることで月0.1%の利息を確保しています。大手銀行の10倍!)。

今後の展望……ほぼ確実な暴落と、確定拠出年金の導入

冒頭でお話したとおり、わたしの持っている投資信託はいま大幅に値上がりしています。正直上がりすぎです。この先、またリーマンショックみたいなことが起きて価値が暴落するのは間違いないと思っています。
しかし、わたしは積立投資をやめようと思わないし、暴落しても大丈夫です。なぜなら落ちたものは必ず上がるし、余裕資金でやっているから含み損を抱えたところで普段の生活に支障はないからです。

10年後20年後も同じことを言っていられるかというと……正直子育て費用などで不安な面もないではないですが。
長期的な家計計画は立てているけど、ハプニングがないとも言い切れないし。
でも、それは予兆が出てきたときに見直せばいいかなと思ってます。今回、住宅ローンの返済にあたって積立額を減らしたように、節目節目で運用を変えていこうと思います。
また、ようやく重い腰をあげて確定拠出年金を始める手続きをとったので、今後はそちらでも運用していきます。60歳まで引き出せませんが、税金(利益の20%もとられるんですよ!)がかからないのは大きすぎます。
まだ積立開始に時間がかかるようなので、無事に始まったら、インデックス投資の積立額も再度見直します。

 

もし、「今は余裕資金なんてまったくないから積立投資なんて無理無理」と思っている方がいるなら、月1,000円からでも始めるべきです。1,000円から積立可能な証券会社はたくさんあります。
それだけでも10年後には15,000円の利益が得られます(年利3%運用の場合。積立総額は12万円になりますね)。
月に1,000円投資に回したところであんがい生きていけるぞ?と思ったら、2,000円に増やしてみたらいいのです。無理だったらまた減らしていいんだし。ゼロより10倍、いや100倍マシです。だって10年後に15,000円のお小遣いがもらえるんですよ。2,000円積み立ててたら3万円ですよ。

 

最後に、わたしは投資について以下のサイトや本で学びました。
けして簡単なばかりの内容ではないので、今後も引き続き勉強を続けるつもりです!

randomwalker.blog19.fc2.com

 

上記のブログも参考にされている書籍はこちら。